リハビリテーション学

授業コード 受講区分 学科 授業期間 履修年次 単位 担当者
152201   人間福祉学科 前期 3 2 西本 勝夫

授業の主題(テーマ)
保健・医療・福祉におけるリハビリテーションの役割について

授業の目標(講義概要)
・リハビリテーションの定義及びリハビリテーションに関わる専門職を理解すること。
・リハビリテーションのプロセスを理解すること。
・保健・医療・福祉におけるリハビリテーションの関わりを理解すること。

授業計画
1.リハビリテーションの定義と目的、健康とQOL、ヘルスケアと倫理、リハビリテーションの
  目的の変遷と社会制度の変革などについて教授する。
2.病気とは、障害とは、国際障害者分類、障害と偏見、慢性疾患モデル、
  機能指向的アプローチなどについて教授する。
3.リハビリテーション医学・医療を対象とする疾患とそれに起因する
  障害について教授する(その1)。
4.リハビリテーション医学・医療を対象とする疾患とそれに起因する
  障害について教授する(その2)。
5.発達とは、発達理論、各ライフステージにおける発達の特色、
  発達の評価、リハビリテーションとノーマライゼーションなどについて教授する。
6.障害と心理、リハビリテーション医療における患者の心理、身体モデル−神経心理学−、
  個人レベル−臨床心理学−、リハビリテーションにおける心理的諸問題などについて教授する。
7.リハビリテーションの目的とゴール、医療施設と福祉施設、再統合の準備と地域の援助、
  地域社会とコミュニティ、ケア・システムの連続性、リハビリテーションの諸相などについて教授する。
8.社会的サービスと地域リハビリテーション、老年

評価方法
期末に筆記試験を行う。

テキスト
入門リハビリテーション概論 中村隆一編 医歯薬出版KK 定価¥4,500+税

備考
学生へのメッセージ@リハビリテーション学とは一般医学のような臓器(例えば、神経・筋、肺臓、心臓、胃、肝臓、腎臓など)を対象とした医学ではなく、人間、特にそのQOL(生活の質)の回復を目標とした保健、医療、福祉にまたがる学問である。Aビデオによる教材を取り入れる予定である。